Ken Mama in NY’s blog

ニューヨークで子育て中のアラフォー新米ママのサバイバルな日々について

国際結婚からアメリカ移住へ・移民ビザ手続きのお話②

さて

USCISに私のPetitionが送られて

受け取りました、受付番号これです、

といったメールの後、

半年間、何の音沙汰もなくすぎた。

追加の情報が要求されるでもなく。

 

そして6か月半経ったところで

夫のもとに手紙が届いた。

 

I-797、私についてのPetitionが認められて

National Visa Centerにケースが移る、

という通知である。

 

あー、やっと進んだ。

その通知をよく読むと、

30日間は問い合わせをしないで待つ

30日以内に連絡がない場合は問い合わせしていい。

 

うーん、ちょっと嫌な予感…

 

と思ったらやっぱり当たるもので。

 

30日以上連絡がなかった。

 

早速、夫にメールをさせる。

 

10日後に返事がきた。

「あなたのケースがちょうど届いた。

8週間以内に次の指示を連絡します。」

 

振り返ってみても、

かなりゆーっくりしてる、

という印象。

 

一方で、私にとって1つ大きな問題が。

 

<パスポートの更新をいつするか?>

 

今になってみると

多分、結婚してすぐ更新、

が正解だったのだと思う。

 

ただ、

そのときは苗字のことを少し迷っていたのと

アメリカのビザをとにかくすぐ申請したほうがいい

という思いに駆られていたので

ちょっと放置してしまっていた。

 

パスポートの有効期限は2年ぐらいある。

しかし、夫の苗字をカッコ書きでつけるため

名前を変更するときは

更新するしかない。

 

USCISに提出したときと

NVCでまたいろいろ申請するときと

パスポートの番号が変わっていいのか?

 

どこを見ても回答が見つからない。

日本のアメリカ大使館に電話で問い合わせる。

「NVCから面接の間までに変わった場合は大丈夫ですが、

その前の段階についてはNVCに確認するのが確実です」

とのことで、

夫にNVCに電話して問い合わせしてもらうことに。

 

すると

「パスポート変わるなら、いまがベストタイミング。

また、6週目まできたのであと2週間以内に次の

連絡いきますよ。」

と言われたそう。

 

ということで、

パスポートをすぐに更新することにした。

 

それにしても、次に進めるまで

時間はかかるということなのね…

 

で、ついに私と夫のメールに連絡がきたのは

確かに2週間以内。

ただ、Petitionが認められたという手紙が来てからは

2か月半…

 

そして、ここからも

一筋縄ではいかないことが…

 

また次回お届けします。

 

思い出しながら書いているので

細切れにすみません…!

国際結婚からアメリカ移住へ・移民ビザ手続きのお話①

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グリーンカードとともに送られてきたパンフ


アメリカ人の夫と国際結婚をしてから1年半弱

正式に“移民”になった私。

 

ここまでの手続きは

最初に申請してからビザが下りるまで

1年2か月。

 

どうも現政権になってから

時間はかかるようになっている

ようである。

 

最初に申請する

米国移民局 USCISから

National Visa Center(NVC)に

ケースが移されるまで6か月。

そこから日本の米国大使館に

ケースが移されて面接するまでが

8か月弱。

面接からビザがくるまで

3日。

最後が急に早く動いたので驚いたが…

 

私たち夫婦は弁護士などを雇うことなく

自分たちで手続きを行った。

 

専門家にお願いしてたら

もう少し早かったともそんなに思わないが、

進まないなーと思ってNVCに

問い合わせをしたのが2回ほど。

 

1回は単純に向こうの手続きが遅れていた。

1回は請求書がきていないのに

支払いをしてないから進まないみたいなことだった。

これは専門家がいれば防げたかもしれないが、

問い合わせをすればすぐに対応してくれるので

自分たちでできる、というのが私の印象。

夫がアメリカ生まれのアメリカ市民という

シンプルなケースだからかもしれないが。

 

ここからはアメリカに移住するまでの

手続きの経験について。

 

◆ビザの種類

配偶者ビザには2種類ある。

結婚して2年以上の夫婦が申請できるIR-1。

結婚して2年未満の場合はCR-1。

いずれにしろこれを取ることがグリーンカードにつながる。

 

違いはCR-1の場合、

CONDITIONED RESIDENTという意味で

最初は2年の条件付きのグリーンカードになるということ。

2年後に更新すればいいのだが、

2年の間に離婚した場合は更新できない。

 

私はCR-1を取ったが、

もし米国ビザを急いでなければ

結婚2年経ってからがいいと思う。

 

◆最初のステップ:USCISにPetitionを申請する

つまり、米国移民局にアメリカ人が配偶者の

移住を請願する、ということ。

 

私の場合は夫がもろもろ書類を

シカゴのUSCISの送り先に送った。

 

夫が記入する書類、自分が記入する書類(PDFに打ち込むスタイル)

の他に、

・申請料

・夫がアメリカ市民である証拠(出生証明書やパスポートなど)

・結婚についての証明書(私たちは日本の婚姻届受理書とその訳)

さらに

・結婚が本物である証明 Evidence of the bona fides of the marriage

を出す必要があった。

 

何か土地を一緒に所有したり、

口座を持ったりしているわけではないので、

知人が書いた「間違いなく本物の結婚ですよ」という

手紙を提出することに。

 

幸いにも友人2人(アメリカ人と日本人)が

快く協力してくれることになり、

手紙を書いていただいた。

 

ここまでが最初のステップ。

ここから半年

何の音沙汰もなく過ぎていくのだった…

 

続きは次回お届けします。 

 

 

ちなみに

手続きの詳細はこちらから確認するのがいいと思います。

Immigrant Visa for a Spouse of a U.S. Citizen (IR1 or CR1)

 

まもなく最終日・ブロードウェイの本屋さん

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ニューヨークの舞台関係者が

愛してきた本屋さん、

The Drama Bookshopが

20日で最後の日を迎える。

 

40th Street の7th と 8th Avenueの間。

まさにブロードウェイ界隈にある

舞台に特化した本屋さん。

戯曲、楽譜、舞台に関係するあらゆる本が

置かれていた。

 

100年を超える歴史の中で、

キャサリーン・ヘップバーンや

マレーネ・デートリッヒがお店で

本を探したり、

大大大ヒットミュージカル「ハミルトン」を生み出し、

「モアナと伝説の海」の歌を書いた

リン=マニュエル・ミランダが駆け出しの頃に

ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」を

お店の地下で書きあげたり、という

レジェンド的なお店である。

 

2011年にはトニー賞も受賞。

 

舞台関係に特化しているだけあって、

学生や俳優、脚本家などが

インスピレーションをもらいにきたり、

それを聞いて

私みたいな単なる舞台ファンも

本を買い求めにきたりした。

 

何回か移転して

2001年に今の場所に移ってきたという。

 

なぜお店を閉めるのかー

 

家賃が上がってしまったから。

さすが、マンハッタンのど真ん中、

月2万ドル近くでなんとかやってきたが、

それがさらに上がるとなり、

同じ場所での営業ができなくなってしまった。

 

この一報が入ってきたのが去年の秋。

Rent Hike Hits Beloved Drama Book Shop - The New York Times

 

 

舞台関係者のコミュニティーでは

ちょっと騒ぎになっていたようだ。

 

どうなるかと思っていたら、この1月に

入ってきたのがこのニュース。

Lin-Manuel Miranda and Friends Purchase Drama Book Shop - The New York Times

 

リン=マニュエル・ミランダら劇場関係者たちが

この本屋さんを買い取った。

記事によると前オーナーさんは

84歳にもなって

次また場所を探すというエネルギーがなかった、

とのこと。

 

ニューヨークの賃料はどんどん上がりつづけてて

こういうところは本当、容赦ない。

が、なんとか解決されるのも

ニューヨークっぽい。

 

まだどこになるかはわからないが、

秋にリオープンするという。

 

 

でもせっかくだから今の場所にあるうちに

もう一度行きたい、と

ベビーを夫に託し、

わたくし、行ってまいりました😆

 

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もうほとんどの本棚は空になっていて

Memories of The Drama Bookshop

という紙を来店者が自由に書けるようになっていて

それが飾られていた。

 

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お店に来ている方は

「泣きそうだ」と言いながら思い出に浸ったり、

友人同士で語り合ったり。

 

レジの店員さんは

「自分も最後に何の本を買おうかまだ迷ってる」

とお客さんと話したり。

 

ブロードウェイという

巨大なお金の動くビジネスの世界の片隅に

小さいけど偉大な本屋さんがあって

そこには情熱を持ってこの街にやってきた

人たちが集ってきた。

 

ネットで本を探したり買ったりすることも

できると思うけど、

やっぱり

「場」があることって

本当に大事だなと思う。

 

新しくオープンしても

あんまり綺麗すぎない

ごっちゃりした感じのお店だといいのにな〜

と思ってしまった。

 

本物の“ブロードウェイベビー”もあり得たかも!?

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楽屋のトラック。何ブロックに渡って連なっていることも。



ニューヨークは

エンターテインメントの世界が

息づいている街だ。

 

映画・ドラマの撮影はしょっちゅう

行われているので

街を歩くと

移動式の楽屋のトラック群や

機材を準備している風景は

どこかしらで見られる。

 

フリーのコンサートもたくさんあるし

地下鉄に乗れば

あちこちでミュージシャンが演奏している。

 

そして言わずもがな、ブロードウェイ。

 

たまたまベビー連れで行ける

イベントがないかなと検索していたときに

見つけてしまった…

 

mommypoppins.com

 

ブロードウェイで上演中のお芝居で

赤ちゃんを募集しているー

 

しかも監督はなんとあの

サム・メンデス!アカデミー賞受賞してる!!

 

週に4回パフォーマンスに参加することが条件

生後6か月以上

白人

週給$1017!

 

とここまでは

私に似てなくて白人にしか見えない

うちのベビーももしかして…

と思ったが、

よーく読むと

 

Babies submitted must not yet be crawling.

 

あー。

6か月以上でハイハイしていないって、

これはなかなかハードルが高いのでは???

 

うちのベビーは5か月の頃から

ズリバイしていたからなぁ…

残念!

と気持ちに整理をつけた😭

 

でもこんなチャンスがあるなんて。

「ブロードウェイベビー」も夢じゃない!?

 

こちらの記事によると

www.backstage.com

 

実際に選ばれている子は

親が直接応募した場合や

保育園などで声をかけられた場合もいるよう。

当然ながら“バックアップ”のベビーも袖で待機

するという状況で出演する。

 

 

この The Ferryman

もともとはロンドンで上演され、

オリビエ賞(ロンドンの演劇界で最も権威ある)を受賞。

theferrymanbroadway.com

なんだか素晴らしそうだ…

トニー賞にも絡むのかな。

 

2019年の7月までロングランが決定しているので

もしお近くに

・白人(アイルランド人の役なので)

・6か月以上

   (それより若い場合は6か月以降になるときでの配役を考慮される)

・ハイハイはまだしない

・労働許可証がある

・週4回 保護者とともに出向いて出演可能

なベビーがいらしたら


オーディションに

応募してみてはいかがでしょうか?

こんな機会、ないですよ!!!

 

ブロードウェイの舞台の一部になれるなんて

いいなぁ!

というか

このお芝居、観に行きたいなぁ…

超遠距離恋愛から国際結婚へ・移住は働き方を見つめ直すチャンス

第3の選択ーどこに住むか?

 

国際結婚すると生活拠点をどうするかは

またまた大きな問題。

 

私は悩みまくった結果、

これは「自分の働き方改革だ」

という思いに至った話。

 

 

*******

 

私の場合、

超遠距離恋愛から別居婚になったため、

いくつかのパターンを検討することに。

 

・夫が日本に移り住む

・私がアメリカに移り住む

・このまま別居婚

 

超遠距離別居婚は

お互いの仕事や生活パターンを

変えなくていいというのはいいかもしれない、

が、子どもができるとやはり現実的に厳しい…

 

では、

夫が日本に移り住む場合を考える。

私は働いているところで仕事を続け、

配偶者ビザ、つまり在留資格を申請して

呼び寄せるということになる。

 

 日本は地球上で最も暮らしやすい国の1つでしょう。

全般的に:

どう考えても治安はいい方だ。

具合が悪くなったら深く考えずに病院にかけ込めばいい。

公共の場でも清潔だ。

電車は時間通りに走る。

便利すぎるコンビニがあちこちにある。

安くて美味しい出来合いの食べ物が手に入る。

買ったものが壊れていたりする可能性は低い。

お菓子の箱がうまく開かない設計になっていたりしない。

などなど…

 

そもそも普通に日本で暮らしていたら

当たり前すぎて気にならないことだらけ。

みんな「ちゃんと」しているし、

至れり尽くせりのサービスに溢れている。

 

この暮らしを手離すのは惜しい。

会社勤めも続けられる方がいい。

 

しかし、である。

 

夫は日本で仕事を探すことになるだろう。

日本語はまだまだ勉強中だとしても

専門を活かせば仕事はできるかもしれない。

 

そこで考える。

夫の今の仕事はあまり残業がない。

それに引き換え、

私の仕事は残業も結構ある…

 

しかし給与は夫の方が、うーんといい。

 

…そりゃ、同じ仕事ではないから単純に比較はできない。

けども。

 

夫に、その仕事辞めて

日本でもっといい条件の仕事、探そう

って言えなかった💧

夫の価値観と照らし合わせて

その条件に勝てるものは、なかなか無いだろうから…

 

ちょっと話はそれるが、

日本とアメリカの働き方の違いは、

私が数年前から気になっていたことだ。

 

しばらく仕事でニューヨークに滞在したとき、

日本との違いを1番実感してしまったのだ。

 

働き方、

というか、

人生に対する考え方が違う。

 

社会人になってから私にとって

「仕事ほぼイコール人生」

だった。恥ずかしながら。

運良くやりたい仕事を

やらせてもらっていたからかもしれない。

職場に長くいることも苦痛でなかったし、

仕事の後でも、職場の方とつるむのも楽しかった。

 

でもこれって、

一生懸命働いている日本人なら

普通の感覚だったのではないかと思う。

(ちょっと前までは。)

 

アメリカでは、ちがった。

仕事は大事。

でも自分や家族との時間はもっと大事。

職場にずっといることが格好いいわけではない。

むしろそれ以外にやることがないなんて

つまらなさすぎる。

家族がいる人だけじゃなくて、

仕事以外の時間を大事にしている人が多かった。

会社員でも会社員でなくても。

 

根本的な意識が日本と違うのだな、

という印象を受けた。

 

ちょっと前から日本で

「働き方改革」が

すごく言われるようになって、

だからちょっとずつ、

仕事の仕方も

変わってきている方もいるかもしれない。

 

でも

人生、何を大切にしますか、

というところを問われているということを

認識しないと

本当の意味で働き方は改革できない気がする…

雇う方も、雇われる方も。

 

*******

 

 国際結婚からきた生活拠点どうする問題、

もうここまできたら

自分の働き方改革のチャンス、

人生を見つめ直すチャンスを頂いたんだ、

ということで

私がアメリカに移る準備を

じんわりと始めることにした。

 

現にビザが下りるまで

1年2ヶ月かかった。

 

ビザの体験はまた今度あらためて…

超遠距離恋愛から国際結婚へ・実務的な話② 夫婦別姓は特典かも!?

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ニューヨーク州にはEmpire Stateというニックネームが。でもこのビルが由来ではないようだ。

 

第2の選択ー苗字はどうする?

 

国際結婚をする場合に考えないといけないのが

苗字をどうするか、

ということ。

 

最近少し議論が活発化していると思うが

国際結婚は現状唯一、日本で

夫婦別姓が認められている結婚の形だ。

 

例えば私のように妻が日本人、夫がアメリカ人の場合

妻の田中花子さんは婚姻届を出すときに

・田中花子のままでいる

・夫の名前をカタカナに直して スミス花子になる

という選択肢がある。

 

そもそも日本の戸籍を持たない外国人と結婚する場合、

その外国人は戸籍に入れないので

日本人の夫もしくは妻は親の戸籍から抜けて

その人だけの戸籍を作ることになる。

 

外国人の配偶者の名前は記載されるが戸籍に入るわけではない。

 

って、

自分がこの立場になるまで全然知らなかった…

 

いずれにしろ

田中姓かスミス姓の戸籍になるわけで。

で、夫の名前も変わることはない。

 

どうしようと思っているときに出会ったサイト。

kokusairennai-kokusaikekkon-shien-shitsu.com

 

私は、悩んだ結果

名前を変えなかった。

 

役場に婚姻届を出した時に、

半年以内なら名前変更できるので

そのための用紙も念のために頂いてはいたが

気づいたら半年経っていた💧

(ちなみに半年を超えると

家庭裁判所での手続きとなるようだ。

あとスミス田中みたいな苗字にするときも。)

 

結婚した感は薄い、ことぐらいしか

デメリットがないので変えなかった。

 

名前を変えると

銀行口座やらクレジットカードやら

もろもろ手続きが必要になるし、

そもそも30年以上もともとの苗字で

生きてきたので愛着もあるといえばあるし…

 

カタカナの苗字だと国際結婚した感がすごくあるので

それをメリットに感じる方もいるかもしれない。

ただ私は、

あくまでカタカナの「スミス」という苗字で

本当のSmithに戸籍上なるわけではない、

というのもちょっとひっかかり。

夫の苗字が日本語風だと

発音しにくい、というのもあるかもしれない。

 

そして何より、

戸籍は元の苗字のままでも

パスポートには()「かっこ書き」で

夫の苗字も記載できることがわかったから。

このサイトがわかりやすい↓

www.pref.kanagawa.jp

 

アメリカに移住するときは、

グリーンカードの名前を自分で決めることができ、

そこで夫の苗字を名乗りたければそのときに

そうしようという選択もできるのだ。

(この選択の瞬間は思ってもみない

タイミングできたので、その話は改めて…)

 

それにしてもいざ結婚となるまで

知らないことばっかりだった。

友人たちに苗字は?と何度訊かれたことか…

そういうときは、

期待に添えず、カタカナじゃなくてゴメンよ、

という気持ちもわいたが。

 

夫婦は同姓が絶対いいという方もいらっしゃるでしょう。

私も日本人と結婚していたら疑問に思わなかったと思う。

ただ国際結婚の場合だけでなく、

夫婦別姓を自分たちの意思で選べるような

制度になってもいいのではないかな、

と感じてしまった。

 

ちなみに、

子供の苗字は基本的に戸籍がある

日本人の親と同じ。

でもどうしても変えたい場合は

家庭裁判所で手続き、戸籍もその子供の単独のもの

になるようだ。

visa-immigration.net

 

 

やっぱり戸籍のことは、ややこしい…

 

超遠距離恋愛から国際結婚へ・実務的な話①

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国際結婚はやっぱりそれなりにいろいろあります


国際結婚って、どうするんだ?

ということ、ご想像通りだと思うが、多い。

 

意外と多いようで、でも身近にいなかったり、

どうしたらいいか相談するのもの難しかったり。

 

今回は、どういうことを選択してきたのか、

私の場合ちょっと特殊なパターンかもしれないが、

何回かに分けて書いていこうと思う。

あくまで個人的な体験の話だが。

 

私の場合は超遠距離恋愛が2年続いたあとに

結婚することになった。

ただどちらかがどちらかの国に移り住むのには

いろんなことで時間が必要なので

遠距離別居婚

という形で。

 

●第1の選択ーどこで結婚するか?

 

国際結婚を考えている方はまずこれ、大きな問題。

 

私の場合、日本か夫の国・アメリカ、となるわけで。

どうしようかなと調べていたら、

アメリカ大使館のサイトが大変わかりやすく書いてくれていた。

jp.usembassy.gov

 

日本の法務省のサイトも確認。

www.moj.go.jp

 

私と夫は日本で婚姻届を出すことにした。

・自分のもろもろの書類のほかに

   夫がパスポートと婚姻要件具備証明書(独身を宣誓するもの)

   を持って一緒に役所に届ければ成立すること

・日本で婚姻が成立していれば

   アメリカでは特に届出が必要ないこと

ということがわかったからである。

つまり簡単なので…

 

*アメリカでマリッジライセンスを取った場合は

3か月以内に日本の在外公務館などに届出必要あり。

 

夫が休みを取って日本に1週間滞在するときに

・まず婚姻要件具備証明書の公証をしてもらうため

    アメリカ大使館へ。

・翌日、近所の役所で婚姻届提出。

   婚姻届受理証明書をもらう。

・さらに翌日、婚姻届受理証明書の英訳を公証してもらうために

   再びアメリカ大使館へ。

という段取りで行った。

 

婚姻届受理証明書の英訳は、今のところ活躍したことはないが

念のために取っておいた。

(アメリカへのビザ申請には公証してない翻訳でも大丈夫とのことだった。)

 

アメリカ大使館のサイトには必要書類のPDFがあるので

活用させていただいた。和訳もできるようになっていて便利。

 

細かいことだが、

短い期間でアメリカ大使館で2回公証をしてもらうために

予約するには、1回目は夫が予約、

2回目は私の翻訳を公証してもらうので私が予約、

ということでできたので、備忘録的に記載しておく。

 

 

役所で婚姻届を出すときに1番悩んだのが

苗字をどうするかということ。

 

というわけで 

●第2の選択ー苗字はどうする?

は、次回お届けいたします。。。