Ken Mama in NY’s blog

ニューヨークで子育て中のアラフォー新米ママのサバイバルな日々について

国際結婚からアメリカ移住へ・移民ビザ手続きのお話①

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グリーンカードとともに送られてきたパンフ


アメリカ人の夫と国際結婚をしてから1年半弱

正式に“移民”になった私。

 

ここまでの手続きは

最初に申請してからビザが下りるまで

1年2か月。

 

どうも現政権になってから

時間はかかるようになっている

ようである。

 

最初に申請する

米国移民局 USCISから

National Visa Center(NVC)に

ケースが移されるまで6か月。

そこから日本の米国大使館に

ケースが移されて面接するまでが

8か月弱。

面接からビザがくるまで

3日。

最後が急に早く動いたので驚いたが…

 

私たち夫婦は弁護士などを雇うことなく

自分たちで手続きを行った。

 

専門家にお願いしてたら

もう少し早かったともそんなに思わないが、

進まないなーと思ってNVCに

問い合わせをしたのが2回ほど。

 

1回は単純に向こうの手続きが遅れていた。

1回は請求書がきていないのに

支払いをしてないから進まないみたいなことだった。

これは専門家がいれば防げたかもしれないが、

問い合わせをすればすぐに対応してくれるので

自分たちでできる、というのが私の印象。

夫がアメリカ生まれのアメリカ市民という

シンプルなケースだからかもしれないが。

 

ここからはアメリカに移住するまでの

手続きの経験について。

 

◆ビザの種類

配偶者ビザには2種類ある。

結婚して2年以上の夫婦が申請できるIR-1。

結婚して2年未満の場合はCR-1。

いずれにしろこれを取ることがグリーンカードにつながる。

 

違いはCR-1の場合、

CONDITIONED RESIDENTという意味で

最初は2年の条件付きのグリーンカードになるということ。

2年後に更新すればいいのだが、

2年の間に離婚した場合は更新できない。

 

私はCR-1を取ったが、

もし米国ビザを急いでなければ

結婚2年経ってからがいいと思う。

 

◆最初のステップ:USCISにPetitionを申請する

つまり、米国移民局にアメリカ人が配偶者の

移住を請願する、ということ。

 

私の場合は夫がもろもろ書類を

シカゴのUSCISの送り先に送った。

 

夫が記入する書類、自分が記入する書類(PDFに打ち込むスタイル)

の他に、

・申請料

・夫がアメリカ市民である証拠(出生証明書やパスポートなど)

・結婚についての証明書(私たちは日本の婚姻届受理書とその訳)

さらに

・結婚が本物である証明 Evidence of the bona fides of the marriage

を出す必要があった。

 

何か土地を一緒に所有したり、

口座を持ったりしているわけではないので、

知人が書いた「間違いなく本物の結婚ですよ」という

手紙を提出することに。

 

幸いにも友人2人(アメリカ人と日本人)が

快く協力してくれることになり、

手紙を書いていただいた。

 

ここまでが最初のステップ。

ここから半年

何の音沙汰もなく過ぎていくのだった…

 

続きは次回お届けします。 

 

 

ちなみに

手続きの詳細はこちらから確認するのがいいと思います。

Immigrant Visa for a Spouse of a U.S. Citizen (IR1 or CR1)